気軽に楽しめる!将棋の駒を使った遊び7選!遊び方を紹介

気軽に楽しめる!将棋の駒を使った遊び7選!遊び方を紹介

将棋盤と駒があれば、正式対局以外にも多彩な遊びが楽しめます。ルールを覚える子どもから休憩時間の大人まで、手軽に奥深い魅力を体験できるでしょう。ここでは、初心者でもすぐに始められる将棋の駒を使ったユニークな遊びを7つ厳選し、それぞれの遊び方と上達のコツをわかりやすく解説します。

はさみ将棋

将棋の駒の基本的な動きを学ぶのに最適な、直感的なリレー形式のゲームです。スピードと正確性が勝負の鍵となります。

遊び方

  1.  9×9の将棋盤全体を使用し、先手後手とも自分の「歩」を1列に並べて開始します。
  2. 自分の「歩」を1マスずつ縦か横に動かします。
  3. 相手の「歩」を自分の「歩」2枚で挟むと取り除けます。
  4. 挟んだ駒が多い方が勝ち。相手陣最奥に「歩」が達しても勝利です。

両端を固めて中央を攻めると挟みやすくなります。読み合い要素が濃く、初めて遊ぶ将棋駒遊びにおすすめです。

山くずし

ハラハラドキドキが止まらない、将棋の駒を用いたバランスゲームです。

遊び方

  1. 駒をすべて山状に積み上げてゲームを開始。山を崩さずに駒を抜き取ります。
  2. 参加者は順番に、山の中から駒を1枚ずつ慎重に抜き取ります。
  3. 山を倒してしまった人が負け。複数枚落としてもアウトです。
  4. 抜き取った駒を保持し、最後まで崩さず最も多く取った人が勝つ「得点制」にすると盛り上がります。

厚みのある「桂馬」や「香車」を土台にし、薄い「歩」や「金」を狙うと成功率アップ。手先の器用さより、重心を読む洞察力が光ります。

駒当てクイズ

将棋の駒の名前や特徴を覚えるのに役立つ、推理と記憶のゲームです。見せた駒の中から何が消えたのかを当てるクイズ。出題者の心理や観察力が試されます。

遊び方

  1. 出題者が数枚の駒を選び、回答者に見せて覚えさせます。
  2. 駒を隠し、その中から1枚を抜き取ります。
  3. 残りの駒を見せ、回答者は何が隠されたかを当てます。
  4. 最初に正解した人が勝ち、次の出題者になれます。

駒の種類を増やすほど難易度が上がります。「飛車と角行と金銀の中から一つ隠しました」のようなヒントも有効です。

駒運び

箸やスプーンなどを使って駒を運び、器用さを競うゲームです。意外な難しさに大人も夢中になります。スタート地点からゴール地点まで、指定された道具を使って将棋の駒を運びます。

遊び方

  1. スタートとゴール、運ぶ駒の数を決めます。
  2. 箸やスプーンなどで駒を1枚ずつ挟み、落とさないように運びます。
  3. 落としたら、その場所からやり直すかスタートに戻るなどのペナルティ。
  4. 最も早く全て運んだ人、または制限時間内に多く運んだ人が勝ちです。

使う道具や駒の種類で難易度が変わります。目隠しや障害物を追加することでアレンジも楽しめます。ツルツルと駒が滑るため、思った以上に難しいです。

詰将棋

将棋盤や駒の動かし方を使って、王将を詰ませる方法を探す思考ゲーム。将棋のルールを少し知っている方向けの、手軽な将棋パズルゲームです。短時間で論理的思考力を鍛えられるため、将棋を始める前のウォームアップにもおすすめです。

遊び方

  1. 「王将」と詰めるための駒(飛車、金、歩など)を数枚用意します。
  2. 盤の代わりに紙にマス目を書くか、テーブル上に仮想マスを設定します。
  3. 出題者が駒を配置し、「この王将を、持ち駒を使って一手で詰めてください」とお題を出します。
  4. 正解の手を指せた人が勝ちとなります。

最初は「歩兵」で「王将」を詰めるなど、簡単な一手詰から始めましょう。駒の動かし方を覚える良いきっかけになります。

将棋駒リバーシ

将棋の駒の裏表を活かして、オセロのように陣地を取り合うゲームです。シンプルなルールながら奥深い戦略が楽しめます。

遊び方

  1. 駒を用意し、参加者を2チームに分けます。
  2. それぞれ自分の色(表の文字側が自分、裏面が相手など)を決めます。
  3. 中央に駒を数枚置き、交互に自分の色を表にして駒を置きます。
  4. 相手の駒を挟んだら、間の駒を全て自分の色にひっくり返せます。
  5. 全てのマスが埋まったら終了。自分の駒が多い方が勝ちです。

オセロの基本的な戦略(隅や辺を取る)がそのまま活かせるため、まずは将棋に触れさせたり、初めての将棋として、駒に馴染みを持たせられます。

駒字当てクイズ

将棋の駒に書かれている文字を瞬時に判別し、出題者が提示する将棋の駒の文字を見て、その駒の正しい名前を当てる早押しクイズです。

遊び方

  1. 出題者と回答者を決めます(複数人の場合は早押し)
  2. 出題者は駒を裏返しで持ち、「駒の文字はなんでしょう?」の合図で素早く表に返します。
  3. 回答者は駒の種類を判別し、正しい名前を最も早く答えた人が勝ちです。
  4. 正解したら次の出題者になれます。

「金」と「銀」など似ている駒を混ぜると難易度が上がります。成駒(裏面の赤字)を混ぜることで、名前を覚えるきっかけにもなります。

将棋の駒を使った遊びの魅力

デジタルな将棋だけでなく、実際に手にとって遊ぶ将棋の駒遊びは、普通の将棋とは違った魅力がありますよ。

誰でも楽しめる間口の広さ

デジタルな将棋だけでなく、実際に手にとって遊ぶ将棋の駒遊びは、子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、誰もが一緒に楽しめます。

シンプルなルールで広がる交流

将棋の複雑なルールを知らなくても大丈夫です。それぞれの遊びは非常にシンプルで直感的なルール設計となっており、子どもから大人、将棋初心者まで、誰もがすぐに理解して参加できます。このアクセシビリティの高さが、多様な人々が一緒に楽しむ場を提供します。

思考力を育み、絆を深める

遊びながら思考力と集中力を育むことができます。各ゲームには、駒の特性を活かした工夫や、次の手を予測する戦略的要素が含まれています。遊びに夢中になる中で、自然と論理的思考力、集中力、そして瞬間的な判断力が養われます。これは、将来的に本将棋へと進む良いきっかけにもなるでしょう。

まとめ

ご紹介した7種類の将棋の駒を使った遊びは、いずれも将棋の奥深さを手軽に体験できます。正式対局は敷居が高いと感じる人も、ぜひ遊び感覚で駒に触れてみてください。家族や友人と気軽に楽しみながら、思考力や集中力も鍛えられるでしょう

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