この記事では、子どもも遊べる知育用のボードゲームをご紹介します。子どもの教育を本格化させる前に、手軽に始められるのが「知育」。赤ちゃんから知育を始めるご家庭もあり、IQだけでなく非認知能力を育てるにも効果的とされていますね。ボードゲームは知育要素が含まれたものが豊富にあり、家族や友達と一緒に遊ぶだけで自然に考える力、問題を解決する力などが培われるようになっています。勉強を強制したり、机に向かわせたりするよりも、ボードゲームで楽しく知育をしてみませんか?おすすめのボードゲームをたっぷり9選ご紹介しますので、ぜひ役立ててみてくださいね。
知育におすすめのボードゲーム9選
それではさっそく、知育におすすめのボードゲームを9種類ご紹介していきましょう。ボードゲームは子どもから大人まで幅広い世代で楽しむことができ、大勢集まったときの定番でもありますね。ボードゲームには忍耐を鍛えるものや、相手の表情や心理を読む力を育むものなどがあり、子どもの知育や教育にも効果的とされています。
【参考サイト:東京ガス ウチコト】
子どもも遊べて、家族で楽しめるボードゲームをご紹介していきます。
レキシオ
レキシオは、リスク管理を学べるボードゲームです。子どものうちからリスク管理を学ぶことは、少しずつ社会に出るにあたり大切な経験。レキシオは、麻雀やポーカーのように知性を使うゲームに通ずる一方で、トランプの大富豪にも近い遊びやすさがあります。ルールのベースは大富豪で、数字と色によって強さが決まっているコマを集めていきます。得点の高いコマを入手するにはリスクを追う必要があり、戦略が勝敗を左右するハラハラドキドキのボードゲームです。
オセロ
オセロはボードゲームの定番で、ルールもシンプルなので分かりやすいですね。しかし、オセロは「覚えるのに1分、極めるのに一生」といわれることもある奥深いゲーム。初心者であれば、角を積極的に取ったり、多く裏返せる場所を選んで置いたりしますが、慣れてくると偶数理論を理解することも勝利のコツとなるそうです。子どものうちからオセロをプレーすることで、日常のさまざまな場面で理論的に考えられる思考力がつきそうですね。
モノポリー
モノポリーは、日本でいう「すごろく」や「人生ゲーム」に近いボードゲームです。サイコロを振ってボードを周回し、土地や不動産を売買・建設して資産を増やしていきます。桃太郎電鉄にも近い要素がありますね。最終的に他のプレイヤーを破産させることを目指すもので、こちらも人生におけるお金の流れや使い方を学べるので、お金の教育を考えているご家庭にぴったりです。しかし、モノポリーは所要時間が長いため、子どもの年齢によっては人生ゲームのほうが楽しめるかもしれません。
コヨーテ
コヨーテは、数字が書かれたカードをそれぞれが持ち、場に出ているカードの合計数を推測しながら駆け引きを楽しむボードゲームです。各プレイヤーが1枚ずつカードを持っている中、プレイヤーは自分のカードだけが見えません。単純に数を合計するだけであれば、カードの内容を推測するのは簡単なのですが、中には合計数を2倍にしたり0にしたりする効果を持つカードも。そのため、予想外の数字になっていることもあり、相手の表情や言動を観察する力が重要です。
キャプテン・リノ
キャプテン・リノは、心理戦や戦略ゲームとは違い、カードを積み上げて塔にしていくボードゲームです。そのため、小さな子どもでも遊びやすく、手先の器用さが鍛えられる効果があります。キャプテン・リノでは、屋根と壁に使える2種類の手札を使います。ただ積み上げていくだけでなく、特定のカードの上には特定のコマを置かなければいけないなど、細かなルールが存在します。そのため、意外にも簡単ではないんです!家族で盛り上がること間違いなしでしょう。
UNO
UNOはカードゲームの定番で、親や祖父母世代も遊び方を知っているかもしれません。基本的なルールは、前のプレイヤーが出したカードと同じ数字、もしくは同じ色wのカードを出していくというシンプルなもの。順調に手札を捌いていき残り1枚になったら「UNO!」と宣言しなければいけません。宣言を忘れてしまうと、ペナルティとしてカードを2枚引くことになります。意外と「UNO!」と言うのを忘れがちですから、子どもでも頭を使う時間になるでしょう。
ナンジャモンジャ
ナンジャモンジャは、カードをめくりながらモンスターに名前を付けていくゲームです。謎生物・ナンジャモンジャ族が描かれたカードを裏返して中央に置き、プレイヤーが順番に引いていきます。引いたら、その人のセンスで名前を付けます。次に誰かがそのキャラクターのカードを引いたときには、すでに付けられた名前を叫ばなければいけません。新しいキャラクターであれば名前を付け、既出のキャラクターであれば名前を思い出さなければならないという、記憶力が試されるゲームです。
そっとおやすみ
「そっとおやすみ」は、カードを1枚ずつ隣の人に渡していき、同じマークを4つ揃えるというシンプルなゲームです。4枚揃ったら、ほかのプレイヤーにバレないようにそっとカードを伏せなければいけません。誰かがそっとカードを伏せているのを見たら、その人も伏せます。そして、最後までカードを伏せられなかった人(気づかなかった人)の負けというルール。
人狼ゲーム
人狼ゲームは、実際に子どもから大人まで幅広い年代の人たちが遊んでいるボードゲームですね。人狼ゲームはオンラインもありますので、気軽に遊んでみてください。人狼ゲームは頭や想像力を使うボードゲームの中でも、特に難易度が高いとされています。基本的なルールは村人陣営と人狼陣営に分かれ、自分の陣営の勝利を目指すというもの。村人陣営は議論しながら、相手陣営の誰が”人狼”なのかを推理します。人狼陣営は正体を隠したり欺いたりしながら、村人陣営を混乱させます。
まとめ
子どもも遊べるボードゲームを9選、ご紹介しました。難易度がさまざまですので、各見出しに貼り付けているリンク(公式サイトや販売サイトなど)で詳しいルールや用意するものなどをチェックしてみて、ご家庭に合ったものを取り入れてみてくださいね。ボードゲームはスクリーンのように、視力や疲れの心配をする必要がないので、いつでもどこでも遊ぶことができます。さらに知育や教育にも効果がみとめられ、子どもの思考力や判断力を鍛えるにも良いでしょう。ぜひ家族みんなでボードゲームを楽しんでみてくださいね。