パンデミックとはどんなゲーム?ルールと遊び方をわかりやすく解説!ゲームレビューも紹介

パンデミックとはどんなゲーム?ルールと遊び方をわかりやすく解説!ゲームレビューも紹介

2003年に発生した重症急性呼吸器症候群(別名SARS)の世界的流行から着想を得て制作された「パンデミック」。プレイヤーが病原体と戦う協力系ボードゲームです。作品のクオリティとゲーム性が評価され、発売から15年以上が経過してもなお人気が衰えていません。スピンオフ作品や拡張キットも大好評をはくしています。そこで今回は多くの愛好家から支持されている「パンデミック」のルールや遊び方を徹底調査。ゲームレビューと合わせて解説します。

「パンデミック」の基本情報

「パンデミック」はアメリカ発祥の名作ボードゲームの1つです。プレイヤー全員が医療研究チームに所属するエキスパートとなり、4種類の病原体が蔓延する世界で被害の抑制と治療薬の製造を目指します。不定期で起きる感染拡大に注意しながら最終的に病原体を根絶させなければならないため、アクションを戦略的に実行しなければなりません。

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:約45分
  • 対象年齢: 8歳以上
  • ジャンル:協力系

遊ぶ前の準備

準備には10分ほどかかります。手順としては、まず48の都市が表示されているゲームボードにプレイヤーカードの山札・感染カードの山札・各種マーカーをセッティング。続いて病原体に感染している9都市を設定します。手順は以下の通りです。

  • 感染カードの山札から3枚ほど取り、合致するゲームボード上の3都市に病原体コマを3個ずつ置く。
  • 感染カードの山札から3枚ほど取り、合致するゲームボード上の3都市に病原体コマを2個ずつ置く。
  • 感染カードの山札から3枚ほど取り、合致するゲームボード上の3都市に病原体コマを1個ずつ置く。

各プレイヤーの役職を決定

9都市を感染状態にしたら、ランダムに役割カードを配布してプレイヤーの役職を決定します。各プレイヤーは記載されている役職と特殊能力の発動を担うため、役割カードを表向きにして手元に配置しましょう。そしてプレイヤーカードの山札からプレイ人数に応じた枚数を取って手札とします。

プレイ人数手札となるプレイヤーカードの枚数
2人4枚
3人3枚
4人2枚

仕上げに各プレイヤーの役割カードと共通する色のプレイヤーコマと、調査基地コマ1個をゲームボード上の都市・アトランタに置けば準備完了です。

遊び方の流れ

出典元:プロボド

1番手は最も人口の多い都市が記載されているカードを手札として持っているプレイヤーです。時計回りの順に手番が移動し、各プレイヤーはアクションを4回ほど実行した後、プレイヤーカードと感染カードを取ると1回あたりの手番が終了です。アクションは5種類ほど用意されており、自由に組み合わせを選べます。それではアクションの内容を1つずつ確認していきましょう。

アクション①移動

移動アクションは、現在地から隣接している都市への移動と、調査基地から他の調査基地への移動のみ手札を消費せずに実行できます。もしも遠方の特定の都市に移動したい場合は、目的地の都市が記載されているカードもしくは現在地が記載されているカードを手札から捨てなければなりません。尚、通信指令員の役職を担うプレイヤーは自分のターンで他のプレイヤーのコマを動かせます。

アクション②調査基地の設置

調査基地の設置アクションでは現在地が記載されているカードを手札の中から捨てて、調査基地コマ1個を現在地に設置します。因みに作戦エキスパート役のプレイヤーはカードを消費せずに調査基地を設置してOKです。調査基地が増えれば移動だけでなく治療薬の発見なども円滑におこなえるようになり、戦略の幅が一気に広がります。

アクション③病原体の除去

病原体の除去アクションでは現在地に配置されている病原体コマ1個を除去できます。但し衛生兵の役職を担うプレイヤーは現在地にある同じ色の病原体コマすべてをアクション1回で取り除くことが可能です。またゲームの進行に伴って治療薬が発見されている場合には、アクションを消費せずに現在地にある特定の病原体コマすべてを除去できます。

アクション④治療薬の発見

治療薬の発見アクションは自身のコマが調査基地コマと同じ都市にある時のみ実行できます。その際には手札のうち同じ色のカード5枚を捨て札にすれば、共通する色の病原体の治療薬が完成です。先述した通り治療薬の発見・完成によって病原体の除去効率がアップし、根絶に近づきます。尚、科学者の役職を担うプレイヤーは治療薬の発見アクションをカード4枚の消費で実行可能です。

アクション⑤知識の共有

知識の共有は自身のコマと他のプレイヤーのコマが同じ都市にある時のみ実行できるアクションです。手札の中から現在地が記載されているカード1枚を同じ都市にいる他のプレイヤーに譲渡します。因みに研究員の役職を担うプレイヤーは譲渡できるカードの制限がありません。いずれの都市が記載されているカードでも譲渡してOKです。この特殊能力を工夫して使えば特定のプレイヤーが目的地にたどり着けないモヤモヤ感を解消できるでしょう。

勝利条件

出典元:カラハちゃんねる

4種類の病原体の治療薬が完成した時点でプレイヤーの勝利です。但し以下の3種類の状況が起きたらプレイヤーの敗北となります。

  • 8回アウトブレイクが発生した
  • プレイヤーカードの山札が無くなった
  • いずれかの病原体コマのストックが無くなりゲームボード上に置けなくなった

複数のプレイヤーが協力して攻略するゲームのために勝利の条件が厳しめに設定されています。

ゲームレビュー

協力系ボードゲームの代表格である「パンデミック」。一般的なボードゲームのようにプレイヤー同士が対戦しないため、他者を欺く妨害するといった場面がありません。ところが必ずしも平和にゲームが進行する訳ではないのです。例えば意志統一が図れず凡ミスが多発する、勝負へのこだわりの強いプレイヤー1人が決定権を独占するなどの状況に陥ると、言わずもがなピリついた空気になります。対等の立場で会話できる人物を参加プレイヤーとして集めることが大切です。

まとめ

「パンデミック」は世界規模の流行を題材にしており、病原体の根絶と人類の救済がゲームの目的。チームで協力して戦う重厚なストーリーが採用されているため、達成感が半端ないです。たとえクリアできなかったとしても反省点を皆で話し合って、直ぐに再戦したくなります。しかし参加プレイヤーの中に初心者と熟練者が混じっていると面白さが激減しかねないため注意しましょう。

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