ドイツ年間ゲーム大賞をはじめ、数々の栄誉ある賞を獲得している「コードネーム」。1つの単語を手掛かりに正解のワードを連想するボードゲームです。世界各地で好評をはくし、販売数が1600万を突破しています。2016年には日本語版がホビージャパンから発売され、日本国内でも人気がうなぎ登りです。そんな話題のボードゲームである「コードネーム」はどのようにして遊ぶのでしょうか。ルールやゲームレビューなどを解説していきます。
「コードネーム」の基本情報

(出典:ANALOG GAME INDEX)
「コードネーム」はプレイヤーが2チームに分かれて戦うワード連想ゲームです。各チームにおいてスパイマスターを務めるプレイヤー1人が単語のヒントを出し、他のチームメンバーが連想して25枚のカードの中から正解のワードを探し当てます。対戦相手を罠にはめるなどの妨害行為が多発しないため、勝っても負けても楽しめますよ。
- プレイ人数:2~8人
- プレイ時間:約15分
- 対象年齢: 10歳以上
- ジャンル:お題系
- 発売年: 2015年
- 発祥国:ドイツ
遊ぶ前の準備

(出典:ANALOG GAME INDEX)
「コードネーム」で遊ぶ際には事前の準備が必要です。まず任意の方法でプレイヤーが赤チームと青チームに分かれ、各チームでスパイマスターを1人ずつ決めます。残りのチームメンバーは回答者です。それぞれが自身の役割を確認したら、コードネームカードを配置します。お題が表と裏の両面に記載されている200枚のコードネームカードの中から無作為に25枚を選び、横5枚×縦5枚の格子状に並べなければなりません。
キーカードの確認
コードネームカードの配置後はキーカードの準備です。このキーカードには25個のマスが描かれており、場に並べられたコードネームカードの正解・ハズレ・NGを色で表しています。
| 赤色 | 赤チームの正解 |
| 青色 | 青チームの正解 |
| 黄色 | ハズレ |
| 黒色 | NGワード |
尚、各チームのスパイマスターのみがキーカードの記載内容を把握し、コードネームカードと照らし合わせながらヒントを出します。
「コードネーム」の遊び方
出典元:レトルト
「コードネーム」のルールでは相手チームよりも早くすべての正解のワードを言い当てると勝利です。正解のワードの数は先攻チームが9、後攻チームが8となっています。それでは遊ぶ手順を確認していきましょう。
スパイマスターがアクション実行
まず先攻チームのスパイマスターが自チームの回答者に対してヒントを出します。この時、お題の特徴を表すワード1つと、そのヒントに合致するコードネームカードの枚数を組み合わせてOKです。例えば、自チームのワードの中に「ほうれん草」と「かぼちゃ」がある場合「野菜2」とヒントを出せます。但しヒントの出し方によってはルール違反となるため注意しなければなりません。ヒントを出す際の主な禁止事項は以下の通りです。
- お題そのものを言う
- 読み方を外来語に変える
- 複数の単語を使う
- 表情やジェスチャーで補足説明する
回答者みんなで推理
ヒントを聞いた回答者たちは互いに意見を出し合いながら推理した後、正解に該当すると思われるコードネームカード1枚を指し示します。正解していれば、指し示したコードネームカードの上に自チームのカバーカードを載せて続けて推理することが可能です。「スパイマスターがヒントで出した数プラス1」が手番1回あたりに連続で推理できる最大回数となっています。尚、回答者が話し合っている最中に、スパイマスターが発言や表情の変化で正解に誘導しようとする行為は厳禁です。静かに見守りましょう。
推理が誤っていたら
もしも指し示したコードネームカードが相手チームの正解である場合は、相手チームのカバーカードをコードネームカードの上に載せて自チームの手番が終了します。またハズレの時には一般人カードを載せて手番終了です。これら2つのケースでは手番が相手チームに移り、そのままゲームを続行できます。最も注意しなければならないのはNGワードに該当するコードネームカードです。こちらのコードネームカードを選んでしまったチームは即刻敗北となります。
ゲーム終了のタイミング
NGワードに該当するコードネームカードが推理で出てこなければ一連のアクションを繰り返し、先に規定枚数のカバーカードがすべて場に揃ったチームの勝利となります。勝利が決定した時点でゲーム終了です。実行するアクションが複雑ではないため、ふだんボードゲームをプレイしない初心者が参加しても短時間で1ゲームが終了するでしょう。
ゲームレビューを紹介
出典元:QuizKnock
「コードネーム」はコミュニケーションがゲームの鍵です。スパイマスターは自チームのコードネームを効率よく仲間に伝えるために、どのような言語を使うべきか試行錯誤しなければなりません。一方、回答者はスパイマスターの意図を汲み取りつつ、他のチームメンバーと意思の疎通を図って推理する必要があります。それぞれの思惑が見事に一致し、コードネームが連続して正解した時には爽快です。皆でハイタッチするほど盛り上がることも珍しくありません。ネット上には「言葉の駆け引きが面白い」といった評価が数多く書き込まれています。
残念なところはある?
大勢のゲーム愛好家から支持されている「コードネーム」ですが、少人数では本来の面白さを実感しにくいです。4人以上のプレイヤーが集まらなければ会話が広がらず盛り上がりに欠けてしまいます。加えて一定の語彙力と知識量が要求されるため、子供の参加が難しいです。もしも子供と大人が一緒に遊ぶ場合にはパワーバランスを意識してプレイヤーのチーム分けをおこないましょう。
まとめ
「コードネーム」はルールが単純なために、事前の説明を短時間で済ませて気軽に遊べます。4人以上が集まった際には是非「コードネーム」をプレイして言葉の駆け引きを堪能してください。スパイマスターが出すヒントや、使うコードネームカードによってゲーム展開が変わるので、毎回プレイするたびに新たな発見と醍醐味を体験できるはずです。飽きることなく何度も遊べます。また知的な要素も存分に含んでいることから、子供の非認知能力を養うツールとしても重宝するのではないでしょうか。






