新型コロナウイルスの流行拡大に伴う巣ごもり生活をきっかけに人気が高まっているボードゲーム。愛好家の間で戦略性の高さが好評をはくす一方、幼児教育の現場では子供の成長に寄与する知育玩具として注目を集めています。とくに「レキシオ」や「コヨーテ」は4歳~5歳から遊べるボードゲームとして大好評です。しかし3歳以下の子供がプレイできるボードゲームはあるのでしょうか。そこで今回は2歳~3歳でも楽しめるボードゲームについて調査しました。
2歳~3歳でもできるボードゲーム
2歳~3歳はさまざまな遊びを通じて、脳が急速に発達する時期です。とはいえボードゲームに触れた経験がなければ、基本的なゲームの遊び方や面白さが分かりません。そのため3歳以下の子供が初めてボードゲームをプレイする際には、ルールがシンプルで、絵柄や色がはっきりしている作品を選ぶことが大切です。それでは実際にどのようなボードゲームが適しているのか解説します。
はじめてのゲーム・フィッシング
出典元:松本太一の遊びと育ちチャンネル
「はじめてのゲーム・フィッシング」は釣りとパズルの要素を組み合わせたシンプルなボードゲームです。サイコロを振って出た目の色に合致する魚の駒を釣り、そのご褒美として得られるパズルを自分のパネルにはめ込みます。3歳前後からルールを理解して遊べるケースが一般的です。因みに1歳半~2歳のうちは自由に魚を釣り上げたり、パズルをパネルにはめ込んだり、ルールにとらわれずに遊べます。目と手の協応動作を練習しながら、達成感を得られるらしいですよ。
はじめてのゲーム・ニャンコとお片付け
「はじめてのゲーム・ニャンコとお片付け」は玩具の片付けがゲームのテーマです。親役のプレイヤーが片付ける玩具の順番を指定する協力ゲームのほか、対戦ゲームや絵合わせゲームなど4種類の遊び方が用意されています。段階的に難しいルールで遊ぶ中で、子供の思考力の向上や社会性の定着を望めるでしょう。またコンポーネントのデザイン性が優れている点も大きな魅力の1つ。可愛らしい絵柄に好奇心を刺激される子供が続出しています。
はじめてのゲーム・果樹園
「はじめてのゲーム・果樹園」はカラスが果樹園に襲来する前にすべての果実の収穫を目指す協力型ボードゲームです。時計回りに手番が移動し、各プレイヤーはサイコロを振って出た目の色に合致する果実の駒を取って自分のバスケットに入れます。但しサイコロを振ってカラスの絵柄が出ると収穫失敗。果樹園にカラスが接近することになります。カラスVSプレイヤーという設定が低年齢の子供でも把握しやすいために、ルールの理解を比較的スムーズにおこなえるようです。
はじめてのゲーム・バスタイム
「はじめてのゲーム・バスタイム」はタイトル名の通り、お風呂遊びがゲームのテーマです。ウサギと2匹のアヒルが浮かぶ浴槽を舞台に、メモリーゲームや推測ゲームを楽しめます。難易度の異なる4種類のルールがあるのですが、初めてボードゲームに触れる子供にはサイコロの出目と共通する絵柄のチップ見つける自由遊びがおすすめです。この自由遊びを繰り返すうちに、難易度の高いゲームへの興味がわくでしょう。
はじめての協力:こおりの橋わたり
「はじめての協力:こおりの橋わたり」は4匹の動物が無事に氷の橋を渡って小屋に到着できるように、プレイヤー全員で試行錯誤する協力型ボードゲーム。各プレイヤーがサイコロの出目に従ってアクションを実行し、氷の橋が崩れる前に4匹の動物の移動を完了できれば勝利です。サイコロの出目によっては氷の橋の支柱1本を取り除かなければならないため、プレイヤーみんなでドキドキワクワク感を味わえます。またサイコロを丁度いい強さで転がしたり、氷の橋の支柱を慎重に外したり、繊細な指の動かし方を子供たちが練習できますよ。
モグモグくまさん
「モグモグくまさん」は、ままごと遊びをテーマにしたボードゲーム。サイコロの出目と共通する食べ物のチップを見つけ、それをスプーンにのせてクマの口の中に入れることが目的です。ままごとを楽しむ感覚でプレイするうちに、協応動作を練習できます。また同じ絵柄を探す作業では集中力や観察力、そして識別力が必要です。これら3つの能力もゲームを通じて自然と養えるでしょう。一定期間、基本のゲームをプレイして慣れてきたら、食べ物のチップを裏返しにして同じ組み合わせを見つける「メモリーゲーム」も遊べます。
テンポかたつむり
出典元:了専寺白菊幼稚園
「テンポかたつむり」は、数字ではなく色の印が描かれているサイコロを使うシンプルなすごろくゲーム。サイコロを振って出目と合致する色のカタツムリ駒を1マスほど前進させ、いずれかのカタツムリ駒を最も早くゴールさせたプレイヤーが勝者です。各プレイヤー専用のカタツムリ駒が設定されないため、誰にでも勝利のチャンスがあります。自分の順番が回って来るまで待つルールや、サイコロの扱い方など、さまざまな体験を通して子供の成長が促されるでしょう。
うさぎのニーノ
出典元:木のおもちゃ カルテット
「うさぎのニーノ」は水浸しの巣穴にいるウサギの救出がゲームの目的です。時計回りの順番にプレイヤーがサイコロを振り、出目に従ってウサギ駒1個を動かします。最終的に1番多くのウサギ駒の救出に成功したプレイヤーの勝利です。運の要素が勝敗に直結しており、ほとんど思考力が必要ありません。それゆえ子供がボードゲームの基礎をしっかり習得できます。またウサギ駒や専用ボードのデザインが非常に可愛らしいため、勝敗に関係なく温かい気持ちになれますよ。
テディ・メモリー
出典元:木のおもちゃ カルテット
「テディ・メモリー」は世界的に有名なボードゲームの1つです。色々なタイプのテディベアが描かれたカード24枚を使い、トランプの神経衰弱ゲームのようにペアのカードを探します。最初は4枚でプレイし、徐々に使うカードの枚数を増やしていくのが、おすすめの遊び方です。そのほか共通点のあるカードを集めたり、それぞれのテディベアに名前をつけて覚えたり、遊び方のバリエーションは実に多彩。子供の記憶力と集中力の向上など、脳の発達を期待できるでしょう。
まとめ
ここまで2歳~3歳でもできるボードゲームおすすめ9作品を紹介しました。いずれの作品も低年齢の子供が親しみやすいようにコンポーネントや遊び方が工夫されています。ゲームに使う駒などを誤って口に入れた事態も想定して設計されているため、安心してプレイできるはずです。3歳以下の子供向け知育玩具を探している人はぜひ今回紹介した9作品の購入を検討してみてください。








