北海道の県庁所在地である札幌市。あらゆるモノが集積し、文化の発信拠点となっているため、ボードゲームを気軽に楽しめる飲食店やプレイスペースが充実しています。その中でも、とくに人気を集めているのが「ボードゲームカフェゆこる」です。2020年6月、コロナウイルスの流行に伴って社会的距離の確保が推進されていた最中にオープンしながら多くのリピーターに愛され続けています。
「ボードゲームカフェゆこる」とは、どのような魅力を持っているのでしょうか。
「ボードゲームカフェゆこる」の場所は?
「ボードゲームカフェゆこる」が営業しているエリアは、さまざまなボドゲカフェが点在している札幌の中心街。公共交通網が発達しており、交通利便性が良好です。札幌市電の西4丁目停留所から徒歩およそ3分、地下鉄南北線の大通駅から徒歩およそ2分で店舗にアクセスできます。通勤や通学の途中にぶらりと立ち寄りやすい環境です。因みに地下1階に店舗を構えているため、さほど騒音が気になりません。秘密基地のような雰囲気を味わいながらボードゲームに集中できます。
- 住所:札幌市中央区南1条西5丁目16プレジデント松井ビル地下1階
- 電話番号:080-9971-9322
- メールアドレス:[email protected]
- 営業時間:平日 17:00~23:30、土日祝のみ2部制 昼の部13:00~17:00夜の部17:30~23:30
1人でも安心して来店できる
「ゆっくり、こっそり、遊べるお店」をコンセプトとしている通り、店内は誰もが自然に寛げる空間です。ゲームの世界に集中できるように工夫したオリジナルの家具を配置すると共に、ピンク色を基調にした明るくオシャレ内装を採用しています。初めて1人で来店した場合でも、不安を感じにくいです。
尚、幅広い年齢層が集う社交場のために終日全面禁煙。副流煙のリスクを気にする必要がなく、小さな子供も思いっきり遊べます。ボドゲカフェが好きな札幌在住の人は御用達にしているのではないでしょうか。
シンプルな料金システム
「ボードゲームカフェゆこる」の料金システムはいたってシンプル。営業時間内、遊び放題の定額プランが用意されており、レンタルするゲームの本数によって別途料金が請求されません。平日であれば既定の料金を支払うと、開店から閉店まで滞在して思う存分にゲームをプレイできます。但し、土日および祝日は2部制のため要注意。昼の部に来店して料金を支払った後、引き続き夜の部も遊べるわけではありません。昼の部と夜の部、それぞれで遊び放題の料金が発生します。
- 平日:1500円(子供料金1000円)
- 金曜日・祝日前日:1800円(子供料金1300円)
- 土日祝日:各部1800円(子供料金1300円)
- ※子供料金は中学生未満に適用、保護者1人につき2人まで
札幌市で最大級のボードゲーム本数
店内で扱っているボードゲームの数は1000本以上、札幌市のボードゲームカフェで最大級です。初心者がプレイしやすい数百種類のタイトルのほか、中量級~重量級のタイトルも豊富にそろっています。ボードゲームに精通しているスタッフが利用客のニーズに応じたタイトルを提案するだけでなく、ルール説明も丁寧におこなっているため、気軽に相談できますよ。また相席した利用客の希望やタイミングが合えば対戦してOKです。滞在する中で趣味の仲間を作れるチャンスもあるでしょう。
ドリンクメニューについて
遊び放題プランにはワンドリンクの料金も含まれています。来店時にはメニューの中から、自分の好みのものを注文可能です。ソフトドリンクやアルコールのほか、季節を感じられる限定メニューも用意しているので、今の時季のおすすめドリンクを聞いて注文しても良いかもしれません。尚アルコールなどの一部ドリンクを注文する際には、追加料金が発生します。飲み過ぎには注意してください。またドリンクは持ち込み厳禁ですが、食べ物ならば問題ありません。ゲームの邪魔にならないように、片手で持ちやすい軽食を持参する人が多いらしいです。
予約する際の注意点
「ボードゲームカフェゆこる」では、利用希望日の1カ月前からネットと電話で来店予約を受け付けています。当日でも電話で予約の相談をできますが、前もって予約をとっておくのが得策です。万が一、予約をキャンセルする際には利用希望日の3日前までに連絡しましょう。それ以降に連絡すると、キャンセル料として予約していた人数分の料金の50~100パーセントを支払わなければなりません。また来店日時の変更に伴ってキャンセル料が発生するケースもあるため、あらかじめ参加メンバーの都合を十分に確認したうえで予約をとってください。
貸し切り可能
一般的なカフェと同じく、店舗の全面貸し切りサービスをおこなっています。普段オンラインゲームで交流している愛好家とのオフ会や、結婚披露宴の二次会パーティーなど、用途は実に多種多様です。利用客の要望や参加人数によっては半分貸し切りにも対応しています。加えてWi-Fiと電源を自由に利用できる環境が整っているため、インターネットへのアクセスやモバイル端末の充電などに困りません。その場を盛り上げるための演出も工夫しやすいのではないでしょうか。
イベントの開催について
「ボードゲームカフェゆこる」は1年を通して多種多様なイベントを開催しています。珍しいイベントの開催にも積極的に取り組んでいるため、愛好家の間で話題になっているようです。とくに人気をはくしているイベントの内容をチェックしていきましょう。
「ゆるゆこ人狼」
月に1回程度のペースで開催されている「ゆるゆこ人狼」。こちらは「人狼ゲームの動画を頻繁に視聴している」「大人数の人狼ゲームに参加してみたい」という初心者向けのイベントです。参加プレイヤーは羅針盤を持たずに大海原に放り出された漂流者になりきり、皆で相談しながら陸地を目指します。スタッフがゲーム説明と進行役を担当しているため、人狼ゲームに詳しくない人でもゆる~く楽しめる会です。
「マーダーミステリー」
不定期で開催されている「マーダーミステリー」。こちらはプレイ時間が4時間前後かかる本格派の体験型ミステリーゲームです。参加プレイヤー1人1人が作品に登場するキャラクターを務め、殺人事件の真相解明に挑みます。ミステリー作品ならではの恐怖感を味わえるため、開催するたびに大きな反響を呼んでいる模様。興味がある人は公式ブログやXの情報をチェックして、参加予約しましょう。
「相席DAY」
月に1回、木曜日の平日に開催されている「相席DAY」。こちらは初心者から熟練者まで誰でも大歓迎、相席したい人が集まって自由に対戦するイベントです。事前に予約せず当日に飛び入り参加しても問題ありません。プレイするゲームのタイトルは、イベントを担当するスタッフがおすすめのものを提案しますが、参加者の好きな作品で遊ぶことも可能です。尚、初対面の参加者同士で相席するケースが多いため、周囲に敬意を払わない口調がきついなどの行為は控えなければなりません。
併設している「SGS HALL」とは
店舗に併設している「SGS HALL」はレンタルスペースです。「マーダーミステリー」の開催場所のほか、会話によって物語が進行するTRPGのプレイスペース、自作アナログゲームのお披露目会などに利用されています。初心者が気軽に参加できる謎解きイベントも不定期で開催されており、アナログゲーム好きならば見逃せないスポットです。
まとめ
「ボードゲームカフェゆこる」は札幌の中心街という生活利便性に優れたエリアに位置しながら、周辺の騒音を気にせずにゲームに専念できる環境です。扱うゲームだけでなく、照明や家具など細部にまで配慮し、居心地の良い雰囲気を作り上げています。非日常を体験してリフレッシュしたい時にもピッタリ。ボドゲカフェを札幌で探す場合には、まず「ボードゲームカフェゆこる」を訪れてみてはいかがでしょうか。








