シェフィとはどんなゲーム?ルールと遊び方をわかりやすく解説!ゲームレビューも紹介

シェフィとはどんなゲーム?ルールと遊び方をわかりやすく解説!ゲームレビューも紹介

ゲームデザイナーの近藤功司さんが代表を務めているゲーム制作プロダクション「冒険企画局」。1987年に発足して以降、数多くのテーブルRPG作品と共に、ボードゲームを発売してきました。その中でも「シェフィ」は1人で遊べる気軽さと、奥深いゲーム内容が大好評です。

この記事では、じわじわハマると話題になっている「シェフィ」の魅力やルールを解説していきます。

シェフィの基本情報

「シェフィ」はフリーゲームサイト「ステッパーズ・ステップ」の管理人であるポーンさんが手がけたソロプレイ専用ゲームです。カード1枚1枚に手書き風の可愛い絵柄が描かれており、視覚的にも楽しみながら遊べます。加えて難易度が絶妙なバランスで設定されているため、日頃あまりゲームをしない人でも夢中になれますよ。

プレイ人数:1人

プレイ時間:15分

対象年齢: 12歳以上

ジャンル:パズル系

発売年:2013年

発祥国:日本

シェフィとはどんなゲーム?

「シェフィ」は、端的に言えば資源管理型カードゲーム。フィールドに配置する「ひつじカード」の数値を限られたターン内で効率よく増やすことが目的です。最初は羊が1頭しかいませんが、創意工夫をこらすことでフィールドが賑やかになり、ウキウキします。

尚、プレイ中に使うイベントカードには、ゲームを有利に進められる「お助け系」だけでなく、プレイヤーの行動を妨害する「災害カード」もあるので要注意です。どのイベントカードをいずれのタイミングで使うのか見極める必要があります。

シェフィの勝利条件

手札と山札を3回、消費する前に、「1000ひつじカード」をフィールドに配置することが勝利条件です。この条件を達成できなければ、敵ひつじの勝利となります。また、フィールドの「ひつじカード」がすべて無くなった場合にはゲームオーバーです。リアルの厳しい自然界のごとく、一瞬にして「ひつじカード」が全滅する事態も起きるため気を抜けません。

ちなみに「シェフィ」裏ステージのルールでは、敵ひつじの数値が1000に到達するまでゲームを続け、いかに高い最終スコアを出せるかが醍醐味です。

ルールや遊び方の流れ

出典元: あまり驚かないガッチマンはホラーゲームばかりやっている

最初に「ひつじカード」を記載されている数字ごとにまとめて、7つの「ひつじ山」を設置。続いて、特殊効果のあるイベントカードを束ねた山札から、5枚を引き抜いて手札とします。そして、「1」と記載されている「ひつじカード」を「ひつじ山」から取ってフィールドに置き、いよいよゲーム開始です。手札のイベントカードを1枚ほど消費して特殊効果を発動し、山札から補填する。この作業を繰り返して、勝利条件の達成を目指します。

おすすめ戦略はある?

「シェフィ」はトランプをカードデッキとして使う「ソリティア」のような頭脳ゲームでありながら、ひらめきや運の要素も含まれています。もう一歩というところで手詰まりになったりするため、勝利するまで何度も挑戦したくなりますよ。ルールや遊び方を熟知するほかにも、勝率アップを望める戦略がいくつかあるので以下にまとめました。

戦略①「シェフィオン」を追放する

「シェフィオン」は、フィールドの「ひつじカード」7枚を「ひつじ山」に戻すという特殊効果がある「災害カード」です。このカードを使うと、強制的にゲーム終了となります。そのため「シェフィォン」が手札に加わった際には、直ぐに追放する対策をとらなければなりません。

対策には、山札から好みの手札を選べる「霊感」と、特定のカードをゲーム内から取り除く「対策ひつじ」が役立ちます。この2種類のカードを利用して「シェフィオン」を完全に無効化しましょう。

戦略②「災害カード」の処理

各「災害カード」は、危険度が異なり、処理の難易度も差異があります。とくに「シェフィオン」のほか、「落雷」や「狼」などは致命的なダメージを与えてくる確率が高いため、できるだけ早く無効化するべきです。

その一方で「過密」と「暴落」は、意識さえしていれば、大きな脅威となりません。フィールドの「ひつじカード」が少ないタイミングで使うことで、ダメージを最小限に抑えられます。無理に排除する必要はありません。各「災害カード」の対策優先度の高さを頭に入れておくべきです。

戦略③「統率」を上手に使う

「統率」は勝利条件である「1000ひつじカード」の入手を目指すうえで重要な役割を果たすイベントカードです。その名前の通りフィールドの「ひつじカード」の合計数をまとめて、ランクアップさせることができます。例えば「30ひつじカード」3枚と「10ひつじカード」1枚が揃っている場面で統率すれば、「100ひつじカード」を入手可能です。

尚、合計数がキリの悪い状態で「統率」を使うと悪手になりかねないため注意しましょう。

まとめ

「シェフィ」は、いかにして羊を増やすか、どのようにして妨害を退けるべきか、さまざまなことを考えながら遊べるアナログゲームです。ソロプレイ専用ではあるものの、見事に戦略がハマって勝利すると気分爽快ですよ。気軽にサクッと遊びたいという人にピッタリです。またコンピュータゲーム版ではサブストーリーが用意されており、「シェフィ」の世界観を存分に味わえます。

 data-eio=ボードゲーム好きのボードゲーム好きによるボードゲーム好きのためのサイト" width="1280" height="853" >

ボードゲーム好きのボードゲーム好きによるボードゲーム好きのためのサイト

ボードゲームにハマったおじさんが自分の好きなものだけを紹介していくサイトです。今からボードゲームを始めたい方や興味のある方に何かヒントになるような情報を発信できたら嬉しいです。