マーダーミステリー2人で遊べるおすすめ3選!どんなものを選ぶのがいい?

マーダーミステリー2人で遊べるおすすめ3選!どんなものを選ぶのがいい?

最近じわじわ人気が高まっている「マーダーミステリー(マダミス)」。推理・会話・演技を通して“物語の登場人物になりきる”体験型ゲームですが、「2人でも遊べるの?」と気になる方も多いはず。実は今、カップル・友人・夫婦で楽しめる“2人専用マダミス” が増えてきているんです。

この記事では、そんな2人用マダミスの選び方のポイントと、実際におすすめできる人気シナリオを紹介します。「少人数でも濃い体験をしたい」「推理や物語を一緒に楽しみたい」という方は必見です。

マーダーミステリーってどんなゲーム?

マーダーミステリー(通称:マダミス)とは、プレイヤー全員が物語の登場人物になりきり、会話や推理を通して事件の真相を探る“体験型推理ゲーム”です。プレイヤーはそれぞれに与えられた「キャラクター設定」「秘密」「目的」などを読み込み、ストーリーの中で自由に発言・行動していきます。ただし、犯人役もプレイヤーの中にいるのがポイント。犯人は自分の正体を隠しながら目的を達成し、他の人は真相を突き止めようとします。最終的には全員で「誰が犯人か?」を推理・投票して物語が締めくくられます。

ボードゲームのように勝ち負けがある一方で、人間ドラマや物語性を味わうのも魅力。「推理×演技×物語体験」が融合した、まさに“遊べるドラマ”といえるゲームです。

まず知っておきたい “2人用マダミス” の選び方

2人で遊ぶ際には、4人以上で遊ぶマダミスとは少し注意するポイントがあります。それらのポイントを紹介していきます。

人数2人対応かどうか

マーダーミステリーを2人で遊ぶ場合は、まず作品が「プレイ人数:2人」または「2人〜」と明記されているかを確認することが大切です。多くのマダミスは4人以上向けに設計されているため、2人専用で作られたものを選ぶことで物語や推理のバランスが保たれます。2人用シナリオは登場人物が少ない分、会話や駆け引きが濃密で、協力して事件を解くタイプや、互いに秘密を持って推理し合うタイプなど、少人数ならではの没入感が味わえます。

GM(ゲームマスター)が必要かどうか

マーダーミステリーには、進行役となる「GM(ゲームマスター)」が必要な作品と、プレイヤーだけで完結できる「GM不要(GMレス)」作品の2種類があります。2人で遊ぶ場合は、どちらか一方がGMを兼ねると片方だけ物語を進める側になってしまい、推理や演技を十分に楽しめないことが多いため、基本的にはGM不要タイプを選ぶのが理想です。GMレス作品は、台本や進行用シート、カードなどに手順が明記されており、シナリオを読みながら自動的にゲームが進行する仕組みになっています。一方で、GMありの作品は演出や雰囲気作りがしやすい反面、人数が少ないとテンポが崩れることもあります。

したがって、2人でマダミスを遊ぶ際は「GM不要」「少人数向け」と明記されたものを選ぶことで、どちらもプレイヤーとして平等に物語へ没入しやすくなります。

難易度・所要時間・テーマ

マーダーミステリーを2人で遊ぶ際には、難易度・所要時間・テーマも選ぶ上で重要なポイントです。まず難易度は、初心者やマダミス未経験の2人なら「ルールが簡単で情報量が少なめ」のシナリオがおすすめで、60分前後で終わる短時間タイプならテンポよく進められます。

一方で、経験者やじっくり遊びたい場合は、90分〜150分程度の長めシナリオで、情報量や秘密が多く、演技やロールプレイを楽しめる作品を選ぶと満足度が高くなります。次にテーマは、SF、現代ミステリー、日常・学園、ホラーなどさまざまですが、2人の好みに合わせることで没入感が増します。また、少人数では「協力型(共に謎を解く)」か「対抗型(互いに犯人を隠す)」かも考慮すると遊びやすさが変わり、特に初めて2人で遊ぶ場合は協力型のほうがバランスを取りやすいです。こうした要素を踏まえてシナリオを選ぶと、短時間でも充実したマダミス体験が可能になります。

おすすめ2人用マダミス3選

ここからはおすすめの二人用マダミスを紹介していきます。

七つの死体と一人の男

『七つの死体と一人の男』は、2人専用の協力型マーダーミステリーで、プレイヤーは銀行強盗事件の目撃者として限られた記憶の断片を共有しながら事件の真相を解明していきます。GM不要で進行役がいなくてもプレイ可能な設計で、所要時間は約60分と短く、オフライン・オンラインの両方で遊べます。お互いの記憶を照らし合わせて全体像をつかむ協力型のゲームで、ルールがシンプルなためマーダーミステリー初心者でも楽しめ、照明や音楽で雰囲気を作ると没入感がさらに高まります。無料で遊べることも魅力で、2人で謎解きと推理をじっくり味わいたい方にぴったりの作品です。

紫乃淵リライト

『紫乃淵リライト』は、2人専用でGM不要のマーダーミステリーゲームで、プレイ時間は約60分、対象年齢15歳以上です。山奥のキャンプ場で発生した管理人の死を巡る謎を、桜の木や枝にかけられたロープなどの手がかりを頼りに解き明かしていく協力型シナリオで、情報が進行に応じて書き換えられる「リライト」システムにより毎回異なる展開が楽しめます。カードや手がかりを駆使しながら推理力と協力を試される設計で、2人でじっくり謎解きと演技を楽しみたい方に特におすすめの作品です。

交差する星のきらめき

『交差する星のきらめき』は、2人用の協力型マーダーミステリーで、プレイヤーは誘拐事件に巻き込まれた少女の行方を追いながら手がかりを集め、互いに情報を共有して真相を解き明かすシナリオです。GM不要で進行役がいなくても遊べる設計で、約120分のプレイ時間でじっくり推理を楽しめるほか、協力して謎を解く形式のため2人での会話や戦略的な情報整理が重要になり、物語の緊張感や没入感をたっぷり味わえる作品となっています。

まとめ

マーダーミステリー2人用を選ぶ際は、まず「2人用/2人対応」と明記されているかを確認し、進行役が不要なGMレス作品を選ぶと、両者がプレイヤーとして平等に物語に没入できます。初心者向けならルールがシンプルで60分前後で終わる短時間シナリオ、経験者やじっくり遊びたい場合は90分〜150分の長めシナリオが適しており、テーマもSFや現代、日常・ホラーなど好みに合わせるとより楽しめます。

おすすめの2人用作品としては、銀行強盗事件を題材に協力して真相を解く『七つの死体と一人の男』、山奥のキャンプ場で管理人の死を巡る謎を情報が書き換わるリライトシステムで解く『紫乃淵リライト』、誘拐事件を協力して解決する『交差する星のきらめき』などがあり、どれもGM不要でプレイ可能、2人での会話や情報整理を通して推理と演技を楽しめる作品です。これらを基準に選べば、少人数でも濃密で没入感のあるマダミス体験ができます。

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