近年流行しているボードゲーム。遊ぶためには遊ぶ人全員が一堂に介する必要があり、大人になってからボードゲームで遊ぼうとするとなかなか難しかったりしますよね。その点、カップルや夫婦など、二人で遊べるボードゲームというのは重宝します。
今回はボードゲームの中でも2人対戦できるおすすめのものを紹介しますよ!
バトルライン
最初に紹介するのは「バトルライン」です。古代の戦争をモチーフにして作られた、二人用のボードゲームの代表的存在の一つで、色と数字が振られた兵隊のカードを使って役を作り、相手の役と勝負してフラッグを獲得していくゲームです。ルールはそこまで複雑ではないものの、高い戦略性から夢中になる人も多く、ネット上ではバトルラインの攻略法や考察記事なども多数見られます。戦局を一変させる「戦術カード」という特別なカードもあり、いつどこで勝負手を切るかが勝敗の結果を分ける、真剣な頭脳戦を楽しめるボードゲームになっています。
ジャイプル
続いて紹介するのは「ジャイプル」です。こちらも二人用のボードゲームの中でも傑作と名高いゲームで、バトルライン同様頭脳戦が楽しめるゲームですよ。カードを取って、それをトークンと交換するというシステムのゲームで、高価なトークンを多く集めていくことを目指します。どのタイミングでどのトークンの獲得を狙っていくのか、相手の動きにも注目しながら攻め時と見極めるのが面白いですよ。同じ相手と繰り返し遊んでいくと、相手の癖なども分かってきてまた違った展開になってくるかもしれませんね。
ローゼンケーニッヒ
続いて紹介するのは「ローゼンケーニッヒ」です。中世イングランドで起きた百年戦争のその後のヨーク家とランカスター家の30年にわたる内乱「薔薇戦争」をテーマとしたボードゲームです。なんだか壮大な世界観ですが、ゲームのルール自体は簡単ですよ!
将棋などのように盤面に駒を置くタイプのボードゲームである一方、多くのボードゲーム同様カードもゲームに用います。進軍カードをプレイして王冠駒を移動して自軍の領地を増やし、コマを配置して得点を重ねていくゲームです。騎士カードを使えば相手の領地を占領することが可能、使い所が大事ですよ。
リベリウム
続いて紹介するのは「リベリウム」です。人数は割と柔軟で、なんなら一人で遊ぶこともできるボードゲームですが、2人で遊ぶのが勝敗はもっともはっきりしますよ。
リベリウムはカードを用いたゲームですが、そのルールはかなり独創的。長方形のカードには4つの辺の少し内側の中央に穴が開いており、この穴を使ってバランスよくカードを積み上げていくというゲームなんです。2人で遊ぶ時は、シンプルにバランスを崩して倒してしまったほうが負けということになりますね。繰り返し遊んで、二人ともが上手くなると、ゲームが進むにつれ同じものが2つと無いアート作品のような見た目になっていくことでしょう。
コヨーテ
続いて紹介するのは「コヨーテ」です。細長い数字の書かれたカードを額に掲げ、他のプレイヤーの数字は見えるが自分の数字だけは見えないという状況で場の数字の数を推理するというゲームです。遊べる人数の幅は非常に幅広く融通が利くゲームなのですが、2人で遊ぶコヨーテは3人以上のときと比べてもゲーム性が大きく変わり、独特な面白さがあります。
人数が少ないと場の数字の数を推理する材料が少なくなり、心理戦の要素がとても大きくなるのです。コヨーテを二人で遊ぶのもおすすめですよ。
ボブジテン
続いて紹介するのは「ボブジテン」です。カードには表面に数字、裏面にお題となるカタカナ言葉が記されており、数字によって指示されたお題をカタカナを使わずに説明するというゲームです。ボブジテンには種類が複数あり、バージョン毎に「単語でしか喋ることが出来ない」「言葉を使わずに身振り手振りで説明しないといけない」「一息で説明しきらないといけない」などの特殊ルールもあるのが面白いですよ。
二人で遊ぶ時は互いに問題を出し合ってどちらの方がより多く正解出来るかなどを競います。気楽に遊べるボードゲームとしておすすめですよ。
宝石の煌き:デュエル
続いて紹介するのは「宝石の煌き:デュエル」です。トークンを集めて宝石を購入し、購入した宝石でディスカウントしながらより高級な宝石を購入していくというルールの名作ボードゲーム「宝石の煌き」を1対1専用のゲームとしてルール調整したのが本作。当然名作ですよ!
原作と比べて新たな勝利条件が追加され、より考える事が多くなった宝石の煌き:デュエル。どちらの方がより早く宝石を購入していくか、という競争の要素もあるので、静かに熱い対戦ができるゲームです。
ドメモ
続いて紹介するのは「ドメモ」です。「1」のタイルが1枚、「2」のタイルが2枚、そして「7」のタイルが7枚といったような感じで、合計28枚で構成されているタイルセットを用いたゲームです。人数は二人から五人まで、幅広い人数で遊ぶことができますが、遊ぶ人数によって細かなルールが変わってきます。
二人で遊ぶ場合は、お互いのプレイヤーの手札としてそれぞれ7枚のタイル、場に表側で7枚のタイル、そして伏せられている7枚のタイルという状況で、相手の手札を参考に自分の手札を推理していきます。お互いに自分の手札は自分には見えず、相手には見えるようにしておくのですね。
タギロン
最後に紹介するのは「タギロン」です。タギロンもドメモ同様、数字タイルを用いた推理ゲームです。ドメモでは自分の手札の数字を当てましたが、タギロンは相手の手札の数字を当てるゲームです。ドメモとは違い、各数字タイルには色もついており、「数字と色」の組み合わせがゲームの鍵となるほか、自分で質問して推理の材料を集めるという要素もあります。質問は早いもの勝ちで、相手にされるとまずい質問を先にこちらが取ってしまう、という作戦も有効です。
最後に
今回はカップルや夫婦で遊べる、二人対戦できるボードゲームについて紹介しました。ボードゲームを気心知れた2人で誰にも邪魔されずに遊ぶというのも、素敵な時間ですよね。バチバチのタイマン勝負に熱くなりすぎて、喧嘩になってしまっては元も子もないので、熱くなりすぎず程々に楽しんでくださいね!