ガイスターとはどんなゲーム?ルールと遊び方をわかりやすく解説!ゲームレビューも紹介

ガイスターとはどんなゲーム?ルールと遊び方をわかりやすく解説!ゲームレビューも紹介

ボードゲーム業界で名匠と謳われているアレックス・ランドルフさん。37歳の頃にアナログゲームの考案に着手して以降、2004年に永眠するまでの約55年間に100以上の作品を世に送り出しました。そんな偉大な人物であるアレックス・ランドルフさんが手がけた「ガイスター」は古典的名作と呼ばれ、発売から40年以上が経過してもなお大人気です。そこで今回は「ガイスター」のルールや遊び方を徹底解説します。

「ガイスター」の基本情報

タイトル名や出版社を変えて幾度も再版されている「ガイスター」。2024年の冬に発売されたトラベル版「マグネットガイスター」は駒が倒れにくいうえに持ち運びやすい仕様になっているために、いつでもどこでも気軽に遊べます。移動中やキャンプにおすすめです。

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:20分
  • 対象年齢: 10歳以上
  • ジャンル:戦略対戦系/正体隠匿・ブラフ系
  • 発売年: 1982年
  • 発祥国:ドイツ

「ガイスター」とはどんなゲーム?

「ガイスター」のルールは実にシンプル。プレイヤー2人が対面し、6×6マスの盤上で幽霊をモチーフにしたオバケ駒を取り合います。ほとんど運の要素が勝敗に関係せず、心理の読み合いと戦略がゲームの鍵です。それでは具体的にどのようして遊ぶのか確認しましょう。

遊び方の流れ

出典元:オーイシ加藤のピザラジオ(ピザラジ)

まずオバケ駒を8個ずつ各プレイヤーに配布します。この8個のうち4個が赤色の印の付いた悪いオバケ駒、残りの4個が青色の印の付いた良いオバケ駒です。各プレイヤーは赤色および青色の印が対戦相手に見られないように注意しつつ、盤上の規定の8カ所に手駒を配置します。続いて任意で先攻と後攻を決め、いよいよゲーム開始です。

手駒の移動

各プレイヤーは自分の手番になったら手駒1個を前後左右いずれかの方向に1マスのみ移動させます。斜め方向の移動はできません。移動先のマスに対戦相手のオバケ駒が立っていれば、それを取り除いて自分の手元に置きます。オバケ駒の総数に比べてボードのマスが少ないため、簡単に対戦相手のオバケ駒を取れるものの、ただやみくもに取れば良いというわけではありません。

勝利条件

対戦相手の悪いオバケ駒を4個すべて取ってしまうと負けが確定します。逆に良いオバケ駒4個をすべて取る、もしくは自分の悪いオバケ駒4個を対戦相手に取らせる、どちらかを達成すれば勝利です。また自分の良いオバケ駒1個を敵陣の隅に進めて盤上から脱出させた場合にも勝利となります。但し隅のマスにオバケ駒を置いただけでは脱出とならず、さら1ターン費やして場外に出さなければなりません。

おすすめの戦略はある

「ガイスター」を攻略するために対戦相手の顔色やオバケ駒の動きを観察し、正体を推理することが重要です。オバケ駒の背中に赤色もしくは青色の印が付いているため、対戦相手のオバケ駒を正面から見ただけではまったく違いが分かりませんからね。実際どのようにして推理するべきか確認していきましょう。

対戦相手の言動に注意

プレイの最中に「この駒は赤色だから気をつけてね」「ほらほら良いオバケ駒を進めるよ~取っていいよ」と惑わすような発言をするプレイヤーもいます。言葉で対戦相手に揺さぶりをかけて、思考を混乱させる行為は常套手段です。あまりにも発言の内容を意識してしまうと、隙をつかれてしまうため注意しなければなりません。また悪いオバケ駒よりも良いオバケ駒を取られた時のほうがダメージ大。そのため「取られたくない」という意識が働き、1個のオバケ駒に視線を集中させてします場合があります。対戦相手の視線にも注意しましょう。

特攻するオバケ駒に着目

https://twitter.com/deza_FSM/status/790809939568648192?s=20

対戦相手は悪いオバケ駒を取れば取るほど勝利が遠のきます。3個ほど取ってしまい負けの一歩手前になれば、プレッシャーが大きくなるものです。つまり悪いオバケ駒は取られてもそこまで問題視する必要がないため、相手の陣地に特攻する役割がピッタリ。ためらいなく突き進んでくるオバケ駒は「悪いオバケ駒ではないか?」と疑わなければなりません。

数的有利を維持

手駒の総数が対戦相手よりも減ってしまうと行動の選択肢が減ります。例えば盤上に残っている自分の手駒が2個、対戦相手のオバケ駒が5個の場合、自分の陣地に迫ってくる脅威を防ぎきれません。ゆえに可能な限り数的有利を維持することが大切。手駒を取られたとしても即座に取り返せるように、2個の手駒をセットで移動させてバックアップ体制を整えるべきです。

初期配置を工夫する

https://twitter.com/monokuro0217/status/1431939445914169350?s=20

より戦況を有利にするためには、オバケ駒の初期配置を工夫しなければなりません。悪いオバケ駒を前列のメインに、良いオバケ駒を後列に配置しましょう。また良いオバケ駒を最短距離で敵陣の隅に導けるように、前列の角に1個ほど配置することも重要です。この初期配置によって勝利条件を達成できる確率が格段に高まります。ただ勝利条件3つのうち「対戦相手の良いオバケ駒4個すべてを取る」は高難度。他の2つを狙うのがベターです。

ゲームレビューを紹介

ゲーム中は対戦相手の動きを推理するだけでなく、どのようにして自分の手駒の正体を隠すべきか試行錯誤しなければなりません。この動きが本当に安全なのだろうかと1手を打つたびに考えなければならず、スリリングな感覚を存分に味わえます。とくに陣地の隅に敵のオバケ駒が接近した場合には、心理戦が白熱。「敵陣の隅に進んでいるのならば良いオバケ駒に違いない」と思って仕掛けたところ、悪いオバケ駒をつかまされるなど、読み合いの結果に一喜一憂します。心理戦が好きな人は1回プレイしただけでハマっているようです。

微妙な点

どれだけ年月が経過しても色あせない魅力を持っている「ガイスター」ですが、熟練者同士の対戦では微妙な点もある模様。オバケ駒の初期配置や攻め方の定石が限られているために、ゲーム展開がパターン化しやすいようです。また相手を罠にはめて陥れるという駆け引きが随所で起きるので、皆でワイワイ楽しみたい人には不向き。好みのゲームのジャンルを確認してから遊ぶのが理想です。

まとめ

「ガイスター」はルールだけでなく手番で実行するアクションもシンプルです。初心者や未就学児でも短時間の説明でゲーム展開を理解し、直ぐに遊べます。ただ年齢や経験が勝敗に直結しやすいため、熟練者は配慮しなければなりません。勝利条件や手駒の数を制限するなど、不公平感が生じないように調整し、ゲームの楽しさを共有しましょう。

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