アグリコラとはどんなゲーム?ルールと遊び方をわかりやすく解説!!

アグリコラとはどんなゲーム?ルールと遊び方をわかりやすく解説!!

世界的に有名なボードゲームを数多く開発しているウヴェ・ローゼンベルグさんが手がけた「アグリコラ」。ドイツ年間ゲーム大賞の複合ゲーム賞を受賞するなど、数々の金字塔を打ち立ててきました。日本国内では2009年に日本語版が発売された間もなくから話題になり、ボードゲームスペース 天岩庵といった著名なプレイスペースが取り扱っています。

そこで今回は愛好家から絶大な支持を得ているボードゲーム「アグリコラ」に着目し、その遊び方や魅力を調査しました。

「アグリコラ」の基本情報

「アグリコラ」とはラテン語で農業に関わる人々を意味する言葉です。本作では17世紀のヨーロッパを舞台に、プレイヤーが自身の農場を豊かにするために試行錯誤します。戦略的思考のほか、経済運営と資産管理の能力が勝利の鍵です。運の要素がゲームにほとんど関与しないため、頭をフル回転させる必要があります。じっくり腰を据えてゲームに取り組みたい人にピッタリです。

  • プレイ人数:1~5人
  • プレイ時間:35分~2時間40分
  • 対象年齢: 12歳以上
  • ジャンル:戦略対戦系
  • 発売年:2007年
  • 発祥国: ドイツ

「アグリコラ」とはどんなゲーム

「アグリコラ」は各プレイヤーが5種類の資源を収集し、農場の区画をすべて使用することが目的です。他のプレイヤーを邪魔する、罠にはめるといった妨害行為がないため、平和的にゲームが進行します。規定回数のラウンドが終わった時点で最も高い勝利点を獲得しているプレイヤーが勝者です。それでは初心者向けのファミリールールに沿って遊び方を確認していきましょう。

遊び方の流れ

出典元:ボードゲームあそびばチャンネル

まずはゲームの準備から開始。場の中央にアクションボードを置き、その右半分にアクションスペースカード14枚を裏向きのまま1枚ずつ並べます。参加プレイヤーが2~3人の場合には、アクションボードに拡張ボードを取り付けましょう。続いて各プレイヤーが個人用の農場ボードを1枚ずつ受け取り、そこに木の家のタイル2枚と家族コマ2個をスタンバイ。さらに農場発展に寄与する補助アイテム(職業カードと小さい進歩カード)各7枚を受け取ります。仕上げに各種トークンを用意し、1番手のプレイヤーを任意で決めてゲーム開始です。

家族コマを動かす

1番手のプレイヤーは食料トークン2個を受け取り、家族コマ1個をアクションボード左半分のアクションスペースに配置します。アクションスペースに記載されている内容を実行したら手番が時計回りの順に移動。2番手以降のプレイヤーは食料トークン3個を受け取ってから家族コマを動かします。尚、既に他の家族コマがあるアクションスペースには配置できません。全プレイヤーの家族コマがアクションボードに配置されると帰宅フェイズです。家族コマを各プレイヤーの農場ボードに戻し、ここで1ラウンドが終了します。

アクションスペースの追加

次のラウンドを開始する際には、裏向きのアクションスペースカード1枚をオープン。そのカードは家族コマを配置できる新たなアクションスペースとして加わります。カードに記載されている内容によっては該当するアクションスペースに各種トークンを追加しなければなりません。一連の処理が完了したら前述と同様に各プレイヤーがアクションを実行します。アクションスペースカードをオープンしてすべての家族コマを回収するまでの工程を14回ほど繰り返した時点でゲーム終了です。

アクションスペースについて

ゲーム開始時から用意されている基本のアクションスペースは全11種類です。ここからは主なアクションスペースの特徴を解説します。

資源累積スペース

矢印と絵柄がセットで記載されているアクションスペースでは、新たなラウンドを開始するたびに規定数量の資源トークンが追加されます。プレイヤーは手番で訪れた時に置かれているトークンをすべて受け取ることが可能です。ゲーム序盤では最低数の資源トークンしか置かれていないため、いずれのタイミングで訪れるべきか吟味しなければなりません。

集会所スペース

集会所スペースでは、スタートプレイヤーマーカーを受け取れます。このスタートマーカープレイヤーが必要となる理由は、アクションスペース1カ所につき家族コマ1個しか置けないため。誰よりも早く特定のアクションスペースに入る上で重要になるのです。スタートマーカープレイヤーを取った後は、小さい進歩カード7枚のうち1枚を出し、そのカードに記載されている特殊効果を発動できます。この小さい進歩カードのアクションは強制ではなく、実行するか否か自由に選択してOKです。

農場拡充スペース

農場拡充スペースでは、農場ボードにある家の増築か馬屋の建築、もしくは両方を実行。家を増築する際には、現状の家のグレードに応じて払わなければならない資材の種類が異なります。序盤は木の家が2軒ほどあるため、5個の木材トークンと2個の葦トークンを払って木の家1軒を増築することが可能です。異なる素材の家は増築できないため注意しましょう。一方、馬屋1個を建設する際には木材トークン2個を支払う必要があります。

家畜飼育の準備

馬屋は農場ボード1区画に1個を建設できます。この場合、馬屋の横で飼育できる家畜は1頭のみです。しかし牧場として整備した区画では建設できる馬屋が最大2個、飼育できる家畜が最大4頭となります。牧場は木材トークン4個を消費し、柵4個で1区画を囲めば完成です。少々コストがかかりますが、後々の生産性を考えて事前に牧場を整備しておくことが懸命でしょう。

食料確保について

家族コマを増やせば増やすほど手番で実行できるアクションが増え、農場発展のスピードがアップします。ただ闇雲に家族コマを増やすのは危険です。なぜならゲーム中に計6回の食料供給フェイズがあり、この時には家族コマ1人につき食料トークン2個が必要です。自身の畑で育てた野菜や小麦は、収穫物1個につき食料トークン1個として供給できます。またプレイヤー全員で共有する大進歩カード10枚の中から「かまど」を取得していれば、家畜を食料に活用できるため、食料供給の負担が減るはずです。

まとめ

「アグリコラ」は言わずと知れた超重量級ゲームです。序盤は実行できるアクションの種類が少ないものの、ラウンドが進むにつれてアクションスペースが増え、行動の選択肢の幅がグングン広がっていきます。それゆえ考えなければならないことが非常に多いです。また扱うトークンの種類やカードも膨大なために、ゲーム説明の時点で心が折れてしまう人が少なくありません。初心者が遊ぶ場合には、あらかじめすべてを把握しようとせず、実際にプレイしながらゲームの特性を把握しましょう。

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